すみません。年内にいいお知らせを、と告知していたのですが
難しくなってしまいました。
病気療養のため、安定するまで漫画を
お休みさせて頂きます。
少し今までを振り返って、身の上話を…
私は、漫画家は作品を通して読者と交流するものだと思っています。
そういう意味で、『終末の箱庭』連載時の、マンガワンアプリでのコメントも
度々拝読しておりました。
オムニバスホラーでしたが、今振り返ると、
回によっては、すごく読者さんを困惑させていたように思います。
一方で、調子の良い回ではなかなか好評を頂けたり、まるで安定しない作風でした。
お恥ずかしい。
ですが、その作風はそのまま、自分の性格の表れだったなと今では思います。
ネーム→作画の短期間でマインドセットが変わることもしばしば。
ホラーにおいては、抱えた怒りそのままにネームを起こすことがあって、
でもそれが作画の時期になると、怒りより作業の楽しさを謳歌するモードになっていて、
画面だけやたらポップな仕上がりになってしまったり。
時間に余裕のある読み切りは特に顕著です。
『笑顔の世界』とかまさにその産物だったのではないでしょうか。
少女漫画デビューから青年方面(裏サンデー)に行かせて頂いたのも、
まさしくその不安定さから、周りに介助してもらった上の顛末というか…
少し脱線しましたが、その様にひたすら感情にムラのある人間です。
そして最近、その波が大きく深くなりすぎて、私生活に支障をきたしてしまいました。
自分が普通かどうかわからない状態、というのもなかなか恐ろしくて、
人前に出すこういった文章も、数日寝かせてから出したりします。
この状態でコンスタントに漫画を描くのは難しいので、
水面下で進んでいたお仕事を調整して頂いた上で、
しばらく療養させて頂く運びとなりました。
なんだか抽象的な表現が多くなりすみません。
絵の練習はしたいし、自分のペースでなら何かしらを発表することはできるので、
定期的に生存報告に参ります。
引き続きよろしくお願いします。